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読了目安:約12分・全7セクション
「フットサルやサッカーのバッグ、結局どれを買えばいいの?」と悩んでいませんか。スポーツショップに行くと、リュック型・ボストン型・カゴ型と種類が多すぎて、選ぶ前にお腹いっぱいになりますよね。
この記事では、「容量・サイズ」「シューズ収納」「移動手段」の3つの軸で、あなたに合う1つを迷わず選べるように解説します。大手の比較サイトのように「人気ランキング上位を並べる」のではなく、社会人が仕事帰りや週末に通う現場目線で、本当に必要な視点だけに絞りました。
読み終えるころには、「自分はこのタイプを買えばいい」とハッキリ決められるはずです。
目次(全7セクション・12分で読めます)
結論:バッグは「3つの軸」だけで選べばOK
先に結論からお伝えします。フットサル・サッカーのバッグ選びは、次の3つの軸さえ押さえれば失敗しません。
何を入れて持ち運ぶか。ボールを入れないなら20L前後がちょうどいい。
シューズを「外に付ける」か「袋で中に入れる」か。ここで使い勝手が大きく変わる。
電車か、車か、徒歩か。あなたの移動手段で最適な形は決まる。
なぜこの3つなのか。理由はシンプルで、バッグ選びで後悔する原因のほとんどが、この3つのどれかを見落としているからです。「大は小を兼ねる」と大容量を買って邪魔になったり、デザインだけで選んでシューズの泥が荷物に付いたり——よくある失敗は、たいていこの3軸で防げます。
私が今使っているのは、実はサッカー専門ブランドのバッグではなく、DAKINE(ダカイン)の「CAMPUS」という25Lのリュックです。「フットサル用」という肩書きで選んだのではなく、デザインとサイズ感がしっくりきたものを選びました。元はタウンユース向けでPC収納も付いているので、普段使いとも兼用できています。専門ブランドにこだわらなくても、3つの軸が合っていれば十分に使えますよ。
逆に言えば、この3つが自分の使い方に合っていれば、ブランドや見た目は好きに選んでいいということです。では、1つずつ見ていきましょう。
軸①:容量・サイズ ── まず「ボールを入れるか」で決まる
容量で迷ったら、最初に考えてほしいことが1つあります。それは「ボールをバッグに入れるかどうか」です。
ここで「え、ボールって普通バッグに入れるものじゃないの?」と思った方も多いですよね。実はここが、社会人と学生で大きく分かれるポイントなんです。
ボールを入れないなら20L前後で十分
社会人がフットサルやサッカーをする場合、ボールを毎回自分で持ち運ぶ機会は意外と少ないです。個サル(個人参加型のフットサル)では会場にボールが用意されていますし、チームでも誰か1人がまとめて運ぶことが多いからです。
ボールを入れないなら、必要なのは「シューズ・着替え・タオル・ドリンク・小物」程度。これらは20L前後のバッグにすっきり収まります。むしろ大きすぎると、中で荷物が泳いで持ちにくくなります。
容量の目安はこう考えてください。
- 15L前後:シューズと最低限の着替えだけ。荷物が少ない人向け。
- 20L前後:シューズ+着替え+小物。社会人の通勤兼用ならここが標準。
- 30L以上:ボールを入れる・泊まりがけの合宿向け。普段使いには大きすぎることが多い。
私自身も、普段ボールはバッグに入れていません。個サルやチーム練習では入れない人のほうが多い印象です。ちなみに、フットサルとサッカーで持ち物の量はほとんど変わりません。「フットサル用」「サッカー用」と分けて考えなくても、同じバッグで両方こなせています。
「大は小を兼ねる」で大型を選ぶと後悔しやすい
「迷ったら大きいほうが安心」と考えがちですが、通勤兼用ならこれは逆効果になりやすいです。大型バッグは電車内で場所を取り、ロッカーにも入りにくい。普段の通勤で「邪魔だな」と感じると、結局使わなくなってしまいます。
「足りなくなったらどうしよう」という不安はわかります。ですが、20L前後で困る場面は、社会人の通常利用ではほとんど起きません。まずは標準サイズから検討するのがおすすめです。
軸②:シューズ収納 ── 「外に付ける」か「袋で中に入れる」か
2つ目の軸は、シューズの収納方法です。地味に見えて、毎回の使い勝手を一番左右するポイントですよ。
フットサルやサッカーのシューズは、人工芝のカスや土がどうしても付きます。これを「着替えやタオルと同じ空間に入れたくない」というのは、多くの人が感じる本音ですよね。
ここで先に大事なことを1つ。20L前後のタウン系リュック(DAKINEやナイキなど)には、専用のシューズ収納はほぼ付いていません。シューズ収納が内蔵されているのは、後半で紹介する27L以上のフットサル・サッカー専門モデルです。つまり、20L前後を選ぶ人にとっての現実的な選択は、「外に付ける」か「シューズ袋で中に入れる」かの2つになります。
【外付け型】履き口クリップやカラビナでシューズを外に吊るす
- バッグ内部の容量をまるごと使える
- シューズの泥や湿気が中の荷物に付かない
- 混んだ車内では人にぶつかりやすい
- 雨の日はシューズが濡れる
【シューズ袋で中入れ型】袋に入れてリュックの中へ
- 外にぶら下げないので、電車でも邪魔にならない
- 袋で仕切るので、泥が中の荷物に付かない
- バッグ内部の容量を少し使う
- ひと手間(袋の出し入れ)がかかる
私は両方を使い分けています。基本はKlitch(クリッチ)というシューズクリップでバッグの外に留め、外に出したくないときはシューズ袋に入れてリュックの中に入れます。どちらも「機能で選んだ」というより、その付け方ができるデザインが気に入って選びました。中の荷物が汚れないので、気持ちよく使えていますよ。
どちらが正解ということはありません。電車や徒歩での移動が中心なら、シューズ袋で中に入れるほうが無難です(外付けは混んだ車内で人にぶつかりやすいため)。逆に、容量をめいっぱい使いたい人は外付けが向いています。
「最初からシューズ収納が付いたリュックがいい」という人は
専用のシューズ収納が内蔵されたモデルは、27L以上のフットサル・サッカー専門ブランド(記事後半で紹介)にあります。ボールも一緒に運びたい人は、そちらも検討してみてください。
現場であると便利な小物
シューズの運び方に合わせて、あると便利な小物を紹介します。いずれも手に取りやすい価格のものが多いので、最初に揃えておくとラクです。
荷物置き場からコートが遠い会場ってありますよね。そんなとき私は、貴重品やドリンクだけ軽いナイロンバッグに移してコートまで持っていきます。バッグインバッグとして普段はリュックに畳んで入れておけるので、意外とこれが便利なんです。
軸③:移動手段 ── 電車・車・徒歩で最適な形は変わる
3つ目の軸、そして実は一番見落とされがちなのが「移動手段」です。同じ人でも、電車通勤か車移動かで、ベストなバッグの形はまるで変わります。
「バッグの形なんて移動手段で変わる?」と思うかもしれません。でも、ここを外すと「買ったのに使いにくい」の最大の原因になります。
| 移動手段 | おすすめの形 | 理由 |
|---|---|---|
| 電車・徒歩 | リュック型(20L前後) | 両手が空く・人混みで邪魔になりにくい・通勤兼用しやすい |
| 車 | リュック型でもOK・カゴ型も | 後部座席やトランクに置くだけ・出し入れがラク |
| 自転車 | リュック型(背負える) | ハンドルやカゴを占有しない・安定して走れる |
電車や徒歩で通うなら、迷わずリュック型です。両手が空き、混んだ車内でも体に沿わせられるので、通勤バッグとしてもそのまま使えます。社会人にとってこの「通勤兼用できるか」は、想像以上に大きな価値になりますよ。
一方で、車移動が前提なら、選択肢はむしろ広がります。容量や形にこだわる必要が薄れるので、出し入れしやすいカゴ型も十分アリです。
ただ、ここで覚えておいてほしいことが1つあります。リュックは電車でも車でも使えるオールラウンダーだということです。カゴ型は「車移動でとにかくラクに運びたい人」向けの選択肢で、迷ったらリュックを選んでおけば、移動手段が変わっても困りません。
移動手段で変わる、というのは私自身の実感でもあります。以前は車移動が前提の地域で、アスレタのカゴ型バッグを使っていました。チームにもカゴ派が何人もいて、会場まで車で行ってカゴごとサッと運ぶのがラクだったんです。今も移動は車ですが、バッグはDAKINEのリュックに落ち着いています。車でもリュックは普通に使えますし、たまに電車で移動する日があっても困らないので、結局リュックが一番便利でした。
つまり、バッグは「自分の移動手段から逆算」して選ぶのが一番失敗しないということです。
結局どれ?── ボールを入れないなら「20L前後のリュック」1本でOK
3つの軸を通すと、答えはとてもシンプルになります。ふだんボールを入れないなら、20L前後のリュック型1本に絞ってしまって大丈夫です。電車・徒歩・自転車のどれでも扱いやすく、普段使いとも兼用できるからです。
ここで「で、どのメーカーのどれ?」と最後の一押しを期待した方もいるかもしれません。ですが、ここではあえて優劣をつけません。サイズ感(20L前後)とシューズ収納の方式さえ合っていれば、あとはデザインとブランドの好みで選んで大丈夫だからです。見た目を比べて、ピンときたものを選んでください。
私が実際に使っているのは、冒頭で触れたDAKINEの「CAMPUS」(25L)です。元はタウンユース向けでPC収納もあり、通勤と兼用しやすいモデルですよ。
シンプルな大手モデルが好みなら、ナイキ ヘリテージ バックパック(25L)も、DAKINEと同じ25Lクラスでちょうど良いサイズです。普段使いとスポーツの両立に向いています。
価格はモデルによって幅がありますが、ここで挙げた20L前後のリュックは、おおよそ4,000〜9,000円が目安です。時期やショップで変わるので、最新の金額はリンク先で確認してくださいね。
選ぶときの最終チェック
「容量(20L前後か)」「シューズ収納(内蔵か外付けか)」「移動手段に合う形か」。この3点さえ合っていれば、デザインやブランドは好きに選んで大丈夫です。むしろ、選択肢を増やしすぎないことが、迷わず買うコツです。
ほかの20L前後のリュックを探す
例外:車移動が中心の人だけ(カゴ型)
車移動が前提の人は、出し入れがラクなカゴ型も選択肢に入ります。会場まで車で運び、そのまま持ち込める手軽さが魅力です。とはいえ車移動でもリュックは問題なく使えるので、「カゴのほうがラク」と感じる人向けの選択肢、くらいに考えてください。
ボールも運ぶ人・ブランドで揃えたい人へ ── 27L以上の大容量タイプ
ここまでは「ボールを入れない通勤兼用」を前提にお話ししてきました。でも、ボールも一緒に運びたい人、学生・部活でボールが必須の人、フットサル・サッカーのブランドで揃えたい人もいますよね。そういう人は、ここを読んでください。
なぜ容量が一段上がるのか。理由があります。ルース・ゴレアドール・サッカージャンキーといった、フットサル・サッカーのブランドのバッグは、ボールも運ぶ前提で27L以上の大きめが主流だからです。逆に言えば、ボールを入れるならこのクラスが安心、ということです。
シューズとボールを分けて入れられるモデルだと、着替えやタオルが汚れません。
ルースの「PX BACK PACK」(約27L)は、ボール収納とシューズ収納が内蔵されたモデル。公共機関を使うときに外へ汚れ物が出ない作りで、電車移動でボールも運びたい人に向いています。
ゴレアドールにも、シューズ・ボール収納付きの大容量バックパック(28L級〜)があります。柄やカラーのバリエーションが豊富で、デザインで選びたい人に人気です。
私はウェアではルース・ゴレアドール・サッカージャンキーを主に着ています。リュックはタウンユースのDAKINEに落ち着きましたが、「ウェアもバッグもブランドで揃えたい」という気持ちはよくわかります。これらのブランドはバッグも出しているので、好きなブランドがあるなら、そこから選ぶのも全然アリですよ。
学生・部活・ジュニアは、基本この大容量タイプ
学生や部活では、自分のボールを毎回持ち運ぶことが多いですよね。チーム支給ではなく個人持ちが基本だったり、自主練でボールが必須だったりするからです。その場合は、上で紹介した27L以上・ボール収納付きのタイプが基本になります。容量の目安は30L前後と覚えておくと選びやすいです。
ボールも入る30L前後のモデルは種類が多いので、まずは一覧から好みのデザインを探すのもおすすめです。
27L以上の大容量バッグを探す
まとめ:あなたの「移動手段」と「ボールを運ぶか」で決まる
フットサル・サッカーのバッグは種類が多くて迷いますが、見るべきポイントは3つだけでした。
この記事のポイント
- 3つの軸で選べばOK … 容量・シューズ収納・移動手段。この3つさえ押さえれば失敗しない。
- 容量はまず「ボールを入れるか」で決まる … 入れないなら20L前後、入れるなら27L以上が目安。
- シューズは「外に付ける/袋で中に入れる」の2択 … 20L前後のタウン系リュックには専用収納がないので、この2つで対応。内蔵が欲しいなら27L以上の専門ブランド。
- 移動手段から逆算する … リュックは電車でも車でも使えるオールラウンダー。迷ったらリュックでOK。
- ブランドで揃えたい・ボールも運ぶなら大容量タイプ … フットサル・サッカーのブランドは27L以上が主流。学生・部活もここ。
最後にもう一度。バッグ選びで大事なのは、人気ランキングの順位ではなく「あなたがどう移動して、何を運ぶか」です。そこから逆算すれば、デザインやブランドは好きに選んで大丈夫。自分の使い方にピタッと合う1つを、ぜひ見つけてくださいね。